銀座三越は東京で初めてとなる都市再生特別地区の指定を受けた増床計画を行い、店舗面積は約1.8倍となり、銀座・有楽町地区最大規模の商業施設となった。
地下に設置された都市計画駐車場は、銀座への来訪者が活用することができ、区道427号の1丁目から4丁目の表層整備、三原通り側の歩道整備により歩行者を中心とする安全で快適な空間となっている。
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本館と新館を結ぶ「パサージュ」
人や車が通行可能であり、一般的なブリッジでつなぐ建築とは異なり、本館と新館の一体感を表現し新たな人の流れを創出している。天井面は、万華鏡のような半鏡面のアクセントがランダムに配置され、店舗や銀座のまちが映り込むことで絶えず輝きを放ち続け、エントランス空間ににぎわいを演出している。夜になるとアクセント部分に暖かみのある光が灯り、日中とは異なる落ち着きのあるにぎわい感をもたらす。
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